厚生労働省

知って、肝炎

活動報告

2017.07.26「知って、肝炎プロジェクト Save The Life 2017」開催

この度、厚生労働省 肝炎対策国民運動の「知って、肝炎プロジェクト」は、世界肝炎デーに先がけ2017年7月26日(水)に「知って、肝炎プロジェクト Save The Life2017」を開催いたしました。

本イベントの1部では、塩崎恭久厚生労働大臣の挨拶をし、「毎年、集中的に広報を行う地域を定めておりますが、今回は私の地元愛媛県とのことで、今後他の都道府県の模範となるような肝炎対策を推進していただくことを期待しております。 」とプロジェクトに対しての期待を述べました。それを受け、杉良太郎特別参与は「今回は肝がんの死亡率が高い県である“愛媛県”を指定させていただきました。

肝炎の認知、ウィルス検査の受診率の向上、そして肝がん死亡率軽減に向けて、精一杯取り組んでいきたいと思います。」と挨拶し、固い握手を交わしました。

次に、本プロジェクトに参画いただいているパートナー企業・団体から啓発活動の取り組みについてお話いただきました。その後、肝炎対策特別大使の伍代夏子氏とスペシャルサポーターの小橋建太氏、患者会代表や専門医らを交え、肝炎対策の状況についてのトークセッションが実施されました。

伍代氏は、「パートナー企業様やスペシャルサポーターの皆さんの啓発活動のおかげで、若い層の方々にも少しずつですが認知が広がったかと思います。ただ、さらに広く知られるようになるためにはまだまだこういった広報活動が必要だと実感しています。これからも肝炎対策特別大使として、さらに広報活動に力を入れていきたいと強く思っております。」と述べ、改めて肝炎検査の重要性を強く訴えました。

続いて行われた2部では、一般の参加者にもご来場いただき、大使・スペシャルサポーターを交えて肝炎についてのトークショーが行われました。

高橋みなみ氏は「正直私はサポーターとして任命されるまで、肝炎のことを全く知りませんでした。これを機に皆さんも知っていただき、是非ご友人やご家族様に肝炎治療のことを話していただければと思います。」と肝炎治療、検査を呼びかけました。
また、会場内に設置された検査ブースでイベント当日に検査を受けたSOLIDEMO 中山優貴氏は、「自分も検査を受けたんですが、あっという間に終わって、簡単にできることが分かりビックリしました!」と感想と共に、受検を訴えました。
また、肝炎対策大使の小室哲哉氏は「自分は副作用がひどかったのですが、今の治療はそういったことが全くないとお聞きしたので、大変羨ましく思うのと同時に、是非検査に行っていただければと思います。」と自身の経験も踏まえ今後の活動に関して熱く語りました。その後、総勢22名の大使・スペシャルサポーターが登場し、来場者に向けて挨拶をいただきました。最後に、肝炎対策大使の小室哲哉氏が手掛けたプロジェクトのテーマソング「笑顔の明日(えがおのあした)」を初歌唱いたしました。

今後も肝炎の知識や検査の必要性を知ってもらうことを目指し、啓発活動を行ってまいります。