厚生労働省

知って、肝炎

活動報告

2020.07.21知って、肝炎プロジェクトミーティング2020開催

厚生労働省「知って、肝炎プロジェクト」が主催する「知って、肝炎プロジェクトミーティング2020」が7月21日、東京・秋葉原のUDX AKIBA SQUAREにて開催されました。
当日は、厚生労働省 肝炎総合対策推進国民運動特別参与の杉良太郎氏が中心となり、伍代夏子特別大使をはじめ、多数のスペシャルサポーターが参加し、肝炎についての勉強会も開催されました。

開催場所:UDX AKIBA SQUARE
開催日:2020年7月21日(火)
出席者:
加藤勝信厚生労働大臣、国立国際医療研究センター研究所ゲノム医科学プロジェクト長 溝上雅史氏、厚生労働省 肝炎対策国民運動特別参与 杉良太郎氏、厚生労働省 肝炎対策特別大使 伍代夏子氏
スペシャルサポーター/石川ひとみ氏、岩本輝雄氏、AKB48(向井地美音氏、横山由依氏)、EXILE(NESMITH氏、白濱亜嵐氏、)、小橋建太氏、コロッケ氏、島谷ひとみ氏、清水宏保氏、瀬川瑛子氏、 SOLIDEMO(シュネル氏、中山優貴氏)、田辺靖雄氏、千葉涼平氏、仁志敏久氏、乃木坂46(秋元真夏氏、久保史緒里氏)、平松政次氏(50音順) 

「知って、肝炎プロジェクトミーティング2020」は、肝炎についての正しい知識や肝炎ウイルス検査の必要性を国民に分かりやすく伝え、国民自らが積極的に行動していくことを目的にした啓発活動の一つ。芸能界・スポーツ界で活躍する多くの大使・スペシャルサポーターが参加し、「家族の絆」をテーマにコロナ禍における肝炎対策についての勉強会が開催されました。
冒頭には、加藤勝信厚生労働大臣が「肝臓は沈黙の臓器と言われており、肝炎ウイルスに感染しても自覚症状がないまま進行し、治療を開始するタイミングが遅れるケースもあります。現在、日本では、年間約3万人の方が肝臓がんで亡くなっています。肝炎を身近な問題として受け止めて、少なくとも一生に一回は、肝炎ウイルス検査を受けていただけるよう、普及啓発を推進していただいている、非常に重要な取組です。」と挨拶。「知って、肝炎プロジェクト」による肝炎対策のより一層の普及啓発に期待を寄せられました。

杉良太郎特別参与は「今年で肝炎対策に携わって9年。5年前からは集中広報県を指定し、大使やスペシャルサポーターを派遣して積極的な肝炎の啓発活動を行い、その成果も現れてきています。今年は和歌山県です。新型コロナウイルスの流行で活動が制限されてきましたが、先日やっと訪問することができました。ぜひとも今年は和歌山県で成果をあげたいと思います。また肝炎だけではなく、がん対策などについても早期発見・早期治療の大切さを啓発していきたい」と述べられました。

その後、大使・スペシャルサポーターの委嘱状について、厚生労働省 宮嵜健康局長より、大使・スペシャルサポーターを代表して伍代夏子特別大使に送られました。

続いて肝炎についての勉強会が開かれ、国立国際医療研究センター研究所・ゲノム医科学プロジェクト長の溝上雅史氏に「新型コロナウイルス時代の肝炎啓発のあり方」についてをお話いただきました。

勉強会では出席した20名のメンバー全員が肝炎対策に対する真剣な思いや意見を発表されました。
熱く開催された勉強会を受けて、杉良太郎特別参与は「今求められているのは、自分の健康は自分で守る“自己管理”の精神です。他人事で済まさず、自分のことだと認識して自己管理を見直さなければなりません。毎日、他人のために本気にはなれないけど、月に1日でもいいので他人のことを思ってください」と絆の大切さを強調し締め括られました。