厚生労働省

知って、肝炎

活動報告

2022.11.06島谷ひとみ氏が岡崎城下家康公秋まつりに出演「肝炎ウイルスへの感染は、誰にでも起こる可能性があります。」

この度11月6日(日)に、岡崎城下家康公秋まつり「知って、肝炎プロジェクト」特別イベントが岡崎市(愛知県)で開催され、「知って、肝炎プロジェクト」スペシャルサポーターの島谷ひとみ氏が出演しました。

■「身近なところにも肝炎ウイルスに感染する原因は潜んでいます。」

島谷氏は「肝臓の病気と聞くと“お酒を飲む人がなる” “子どもはならない”と思っている人が多いと思います。ですが、肝炎ウイルスの感染に年齢は関係ありませんので自分事として考えていただきたいです。さらに肝臓は“沈黙の臓器”と言われていて、熱や痛みが出たりするような自覚症状が無いため、気が付いた時には肝硬変や肝がんといった命に関わる状態になってしまう恐れがあります。」と、自分は大丈夫と思い込んでしまうことが、肝炎の発見を遅らせるリスクに繋がることを伝えました。

同じくステージに登壇した岡崎市保健部の青山氏は、「肝炎ウイルスは血液や体液を介して感染します。感染していることを気が付いていない人から別の方へ感染してしまう可能性がありますので、不用意にほかの人の傷口に触れることには気を付けてください。日常生活でも、髭剃り・ピアスの穴開け機・タトゥーの針などを不衛生な状態で使いまわすことは避けてください。」と、身近なところにも肝炎ウイルスに感染するリスクが潜んでいることを話しました。

■「陽性と判明した場合は、適切な治療を受けてください。」

島谷氏は肝炎ウイルスの治療法について「今は医療が発達し、薬で完治を目指すことができます。また、治療には医療費の助成がありますので、まずは検査をして、もし陽性だった場合でも不安にならずに適切な治療を受けていただきたいです。」と話しました。
島谷氏の話を受けて、中根市長は「実は、検査をして陽性だと判明した方が、その後の治療をしないことが多いです。せっかく早期発見できても早期治療をしなければ病状が悪化してしまいますので、放置しないようにしてください。」と検査後の治療を継続して行っていただくことをお願いしました。

■「今日をきっかけに、肝炎を自分事としてとらえてください」

最後に島谷氏は「肝臓が人間の体にとって大事な臓器であることを知っていただけましたか?」と問いかけると、会場の皆さんからは大きく頷き、拍手で応じていただきました。続けて島谷氏は「肝炎ウイルスへの感染は、誰にでも起こる可能性がありますので、他人事ではなく自分事としてとらえていただきたいです。皆さん自身のために、そして皆さんの家族のために、まずは肝炎ウイルス検査を受けて肝臓の状態を知ってください。」と改めてお願いしました。

催事名:岡崎城下家康公秋まつり 「知って、肝炎プロジェクト」特別イベント
日時:2022年11月6日(日)  14:00〜14:30
開催場所:2022商工フェアステージエリア(乙川河川敷)
出席者:
「知って、肝炎プロジェクト」スペシャルサポーター 島谷 ひとみ氏
岡崎市長 中根 康浩氏
岡崎市 保健部 健康増進課 課長 青山 政美氏
岡崎市 健康・食育キャラクター まめ吉